インデペンデンス・デイ2018
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- 出版社/メーカー: アルバトロス
- 発売日: 2018/04/04
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インデペンデンス・デイ2018
原題は'Battalion'。今年のなんちゃって“インデペンデンス・デイ”はオーストラリア製! って、日本の会社が勝手につけた邦題とはいえ、「インデペンデンス・デイ」が米国産以外というのはやはり違和感。ジャケも「インデペンデンス・デイ」というより「世界侵略:ロサンゼルス決戦」風だし。なお、スタッフ&キャストは全く知らない人たちによる作品です。昨年の「インデペンデンス・デイ2017」の感想はこちら。
突然エイリアンによる地球進攻が始まって七ヶ月。日本からオーストラリアに掛けての太平洋岸を制圧した敵に、米海兵隊少尉の“兄”に続いて志願入隊したジョンたちは向かっていくが…。
まず、オープニングの空に浮かぶエイリアンの戦艦と海を進む地球の艦艇という絵は中々イイ感じ。よく見るとCGは荒いんですが、構図の良さでカバー出来ている。
それを見てコレはアサイラム製やシネテルフィルムズ製だった過去作より期待出来る、と思ったのも束の間、話が開戦前の主人公たちのドラマが始まった途端…。
もうね、役者たちの演技がかな~り大根! 例えば、主人公の“兄貴”がボーッとしてるんだけど、それが上の空なだけなのか、PTSDでオカしくなってるのか、単に暗い人なのか、さっぱりわからない!
演技だけじゃなく、美術等の作りも相当に安っぽくて、序盤はコレが続くから見る意欲がみるみると減退していきます。
それに輪をかけて、その過去パートと現在の戦闘パートと、更には過去の戦闘パート(だと思う)を目まぐるしく交錯させていくから、現時点で何が一体どうなってるのかさっぱりわからないという。おかげでお話的にはまるで盛り上がりません。
最初に褒めたCGも、細かい戦闘ロボみたいなのが出ると安さが露わになっちゃって…。
こんな感じで、結局はいつものなんちゃって“インデペンデンス・デイ”クオリティ。真面目に作ってるのは伝わるんですが。戦闘シーンにしたって、役者の演技力、監督の演出力が無いと盛り上がらないんだなあと思い知らされた作品でした。
mash1966.hatenadiary.com

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