インベージョン・デイ 合衆国陥落の日
11/22レンタルリリース ミッドシップ
※予告編
原題も'Invasion Day'(別題'Dragon Day')。アメリカ合衆国が侵略されるアクションサスペンスです。主演は「ダイ・ハード4.0」に端役で出ていた(らしい)イーサン・フラワーと「ヴァイタル・スペース」のオーサ・ヴァランダー。監督・脚本の人はこれが初長編みたい。
国家安全保障局のサイバー部門をクビになったデュークは、妻子を連れて祖父が暮らした山小屋へ引っ越す事に。ところが、着いて早々、飛行機が上空を通過したと思った直後に墜落。テレビからは大統領の緊急声明が発表され、アメリカが中国の侵略を受けた事が判って…。
こんな感じで、どう見ても「若き勇者たち」の丸パクリなプロットの作品でした。
膨大な借金を返しそうにないアメリカに業を煮やした中国が、ありとあらゆるIT商品に組み込まれた中国製チップの隠しプログラムを発動。サイバー方面から侵略し、ライフラインまでストップさせ、終いには国民の行動まで管理してしまうというストーリー。
こうなると、主人公が元NSAという事で、彼が孤軍奮闘、スーパーマン的な活躍を見せるんだろうなぁと思ったら、意外や意外。ちゃんと予算規模に合わせた上で、主人公一家の緊迫のサバイバルや一般市民の暴走を最低限の出演者数で見せる作品になっていてビックリ。
もちろん、ありきたりなプロットではあるし、ものすごく面白くなってるワケでもありませんが、無名の人たちの作品にしてはラストまで上手く作ってある、悪くない小品だと思います。
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