聖トリニアンズ女学院 史上最強!? 不良女子校生の華麗なる強奪作戦
聖トリニアンズ女学院 (史上最強!?不良女子校生の華麗なる強奪作戦) [DVD]
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原題も'St. Trinian's'。英国製の学園ガールズコメディです。主演のタルラ・ライリーは地味ですが、共演がジェマ・アータートン、リリー・コール、ラッセル・ブランド、ミーシャ・バートン、レナ・ヘディ、そしてルパート・エヴェレットにコリン・ファースという豪華版! 監督は「アーネスト式プロポーズ」のオリヴァー・パーカーと「アメリカン・キャンディー 俺たちの課外授業!」の製作者バーナビー・トンプソンです。
叔母のカミーラが校長を務める全寮制女子校、聖トリニアンズ女学院に転校してきたアナベル。だがその学校は、様々な問題児たちが自由きままに暮らす落ちこぼれ学園だった! しかも学校の経営は火の車。教育改革を目指す文部大臣にまで目をつけられていて…。
うーんとですね。何だか非常に雑な作品でした。特に脚本が。
学園にいるのは、ゴス、ギークス、お嬢様(ヤリマン)、悪ガキといった定番メニューなんですが、各カテゴリー同士が対立したりといった差別化、整理をせずにごちゃ混ぜにしてるせいで、彼女たちの姿を描く前半戦はそれだけで非常に雑然と見えてしまう。
後半は学園を救う為にと、何故か泥棒映画(!!)になってしまうんですが、この件ももっと上手く出来るだろう、これだけのキャストを使ってる*1んだから…と残念な気持ちに。
あと、あまりオシャレさも感じられなかったなぁ。まぁコレはあくまでもオッサンの意見なので、同年代の女子の方々が見たら違うかも知れません。女の子たちが元気に描けてはいるので。ただ、同じ英国全寮制女子校コメディなら「ワイルド・ガール」の方がおじさんにも判りやすく響いたなぁ。
あ、おじさんにも判る面白ポイントなら、文部大臣役のコリン・ファースと“女校長”役のルパート・エヴェレットが元恋仲という設定がありました(w。そう、ルパート・エヴェレットの怪演(しかも二役!)、ほぼ全編に渡って嬉々として女装してる姿は大きな見どころですね。コリン・ファースも負けじと(?)ヌードになったりしてるゾ!
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聖トリニアンズ女学院2 (不良女子校生たちの最悪ミッション!パイレーツの秘宝をねらえ!!) [DVD]
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続編も連続リリース。
*1:2007年製作の作品なので女の子たちは若かりし日の…ではあります。