フィアー・イットセルフ FEAR ITSELF:二人の男/Xデイ


8/5レンタルリリース インターフィルム

原題も'Fear Itself'。あの「マスターズ・オブ・ホラー」シリーズの流れを汲む、ライオンズゲート製作のホラーアンソロジーのDVDリリースが日本でもスタート! 第一弾はロニー・ユー篇とダーレン・リン・バウズマン篇です。

二人の男

原題は'Family Man'。監督がロニー・ユー、主演はコリン・ファーガソンとクリフトン・コリンズ・Jr.です。

信心深い一家の長、デニスが交通事故に遭い、意識不明の重体に。奇跡的に息を吹き返したものの、目覚めると同じ病院に入院していた殺人犯の魂と入れ替わっていて…。

といった感じで、いかにもこの手のオムニバスものにありがちなストーリー。一応、オチが考えられてはいましたが…。正直、可も無く不可も無しな印象でした。

Xデイ

原題は'New Year's Day'。監督がダーレン・リン・バウズマン、主演が「スプラッター・ナイト 新・血塗られた女子寮」のブリアナ・エヴィガン。「glee」のコリー・モンティスも出演してます。脚本は「30デイズ・ナイト」のスティーヴ・ナイルズ。

元旦の午前四時に目覚めたヘレン。大晦日のパーティで騒いでいたはずなのだが記憶はおぼろげだった。すると部屋の外では銃声とサイレンの音が鳴り響いていて…。何と街ではゾンビウイルスが蔓延していた!

というワケでゾンビホラーでした。この後は、友だちの部屋へ向かうヒロインのサバイバルと、昨夜何が起こったか? を平行して描いていく展開、なんですが、この構成 + 手ブレガチャガチャの映像が下品だったなぁ。四十分ちょっとしかない中篇なんだから、もっとシンプルに作っても良かったのに。ブリアナ嬢のオッパイちゃんぶりが一番の見どころかな(w。

二話合わせての印象は、「マスターズ・オブ・ホラー」に比べてかなり予算が減った感じ。だからこそ余計にアイディアが重要になると思うんですが、残念ながら今回の二篇はその辺が練り込み不足でした。

残りのエピソードも続けてリリースされる予定なので、他の参加監督を書いときます。ブレック・アイズナー、ブラッド・アンダーソンジョン・ランディススチュアート・ゴードン、メアリー・ハロン、ラリー・フェセンデン、アーネスト・ディッカーソン、ジョン・ダール、ロブ・シュミット、ルパート・ウェインライト、エドゥアルド・ロドリゲス(このベネズエラの人だけ知らない…)。ジョン・カーペンターの『世界の終り』級のド傑作があると良いなぁ…。

FEAR ITSELF SPECIAL DVD BOX Vol.?

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13 thirteen DVD-BOX VOL.1

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13 thirteen DVD-BOX VOL.2

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