マザー・ドント・クライ
- 出版社/メーカー: ニューセレクト
- 発売日: 2018/06/02
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る
マザー・ドント・クライ
原題は'Siembamba'。「EMMA/エマ」と同じ、南ア製のサイコスリラーです。主演のレイン・スワートという女優さんは「Zネーション」に一話だけ出た程度のキャリアのようですが、「鮫の惑星」のブランドン・オーレが共演してます。監督は「サラフィナ!」から「サファリ」まで、色んなジャンルの映画を南アで撮ってるダレル・ジェームズ・ルート。
出産を機に、母が暮らす実家へ帰ってきたクロエ。だが、赤ん坊の夜泣きに疲れ果てたのか、次第に精神が苛まれていく。見かねた母は街の精神科医に相談するのだが…。
精神科医の問いかけに、黒いフードを被った女の幻覚を見ては赤ん坊を殺せ!と囁かれると言い出すヒロイン。果たして重い子育て鬱なのか、それとも…?という、正直ありがちな展開です。
そして、サイコスリラーとしてジワジワくる系というより、序盤からSEはデカいわ、役者たちの演技も過剰だわのショック演出が悪目立ちする、安いホラー映画に近い作り。しかも冒頭から、二十世紀初頭のイギリスによるアフリカーナー強制収容所の話を持ち出したりして、曰くあり気な作りだったりも。
で、そんな作りにしたせいで、お話以上に底浅く感じられてしまうのはナンだかなあ。オチも…。
ただ、「EMMA/エマ」もそうでしたが、役者たちのルックス自体は悪くないので、それなりには見られる風にはなってた、かな?
Zネーション 4thシーズン ブルーレイ コンプリート・ボックス(3枚組) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2018/05/23
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る
- 発売日: 2014/07/02
- メディア: Amazonビデオ
- この商品を含むブログを見る
おそらくは「ババドック」みたいなのを作ろうぜえ!とか考えてこさえた作品じゃないかと思うんですが、出来上がりはかな~りの差がありました。