ゴッド・ウォーズ
原題は'Troy the Odyssey'。アサイラム印の作品なので、最近この手の映画ってあったっけ?と色々と考えた挙句、ひょっとして全米でも異例の大ヒットとなった「バーフバリ」便乗?とも考えたんですが、どうやら、「キング・アーサー 英雄転生」や「パラダイス女子刑務所」でアサイラムに協力した、ベネトンフィルムズという会社がメインで作った作品みたい。って、何でタイの会社がトロイ戦争モノを?? ともかく、主演は「ヘラクレス 帝国の侵略」に出ていたディラン・ヴォックスと「ベン・ハー 終わりなき伝説」に出ていた(らしい)ララ・ヘラーという女優さん。監督は知らないヒトですが、脚本は「ボルケーノ・シティ」のエリック・エステンバーグです。
紀元前1184年。アガメムノーン王の下、トロイアの城壁の前まで攻め込んだオデュッセウスたち。巨大な木馬を使い、城への侵入に成功したのだが…。
こんな感じで、出来や役者たちの演技&アクションのレベルはともかく、おなじみのトロイ戦争の物語をストレートに見せる序盤。アガメムノーンがものスゴ~くアホそうな面構えだけど(w。
ところが、城の中には魔女キルケーがいて、彼女がオデュッセウスの盟友アキレウスを殺してしまう! しかも、アキレス腱じゃなく胸をひと刺しで!!
ソレにショックを受けたオデュッセウスは、何を思ったのか、キルケーを連れたまま帰路へ…という流れ。この後は当然のように、こちらもおなじみのモンスターに襲われたりの珍道中が始まります。
でまあ、アサイラムは提供のみのはずなのに、やっぱり全体がユルユルで緊張感の無い代物。合戦シーン等、タイで撮影してる分、人海戦術も取られてたり、美術もかなりマシなんですが、迫力や緊張感みたいなモノはほぼ無し。
面白かったのは、旅の過程で、いつしかオデュッセウスとキルケーに奇妙な絆が…という話に持っていったトコくらいかな。
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