アポカリプス・トゥモロー
※予告編
原題は'Zodiac: Signs of the Apocalypse'。ジョエル・グレッチ主演のカナダ製SFパニックアクションです。共演は「モンスター・オブ・レジェンド」のライリー・ドルマン、「キラー・マウンテン」のアーロン・ダグラス、「バイオ・インフェクション」のダグラス・チャップマン、共に「インデペンデンス・デイ2014」に出ていたエミリー・ホームズとアンドレア・ブルックス、そしてクリストファー・ロイド! 監督も「インデペンデンス・デイ2014」のW・D・ホーガンです。
世界各地で天変地異が続発! そんな時、考古学者のマーティンは、とある多国籍企業からペルー遺跡の調査を依頼される。そこにあったのは十二宮図の石版。そして、それこそが天変地異=十二の災厄を予言したモノだった!?
こんな感じで、プライムウェーブがリリースするなら何故“グランド・クロス”シリーズ名義にしないのか不思議な、トンデモ系パニックでした。
で、予言といっても、碑文が暗号になってるとか、パズル仕掛けになってるみたいなのじゃなく(ちょっとはなってるけど)、予告編でバラされてるので書いちゃいますが、例の星座のサインがそのものズバリ表してるというモノ。例えばさそり座が大津波、おひつじ座が大噴火といった感じで、どこの小学生が書いた脚本だよ!?という、この時点で見る気をかなり削がれるレベル…。
一応は、石版には惑星ニビル(主人公はシュメール文明が専門という設定)の軌道が記されていて、実際に謎の惑星Xが太陽に激突しそうになってたり、遺跡からは超パワーを発する謎の石があって、それを国防総省のエージェントと争奪戦になったりと、色々と盛り上げようとはしてくれてるんですが、逆に観客はどの話に集中すれば良いのか、何をどう解決すればゴールなのかがボンヤリしてしまい、勢いを欠く結果に。
こんな感じで、実にカナダ製TVムービーらしい雑な出来の作品でした。CGやアクションのレベルが、場面毎に上下するのを見ると、製作期間が短かったんじゃないかなぁ。
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