グランド・クロス ジャッジメント・デイ

グランド・クロス ジャッジメント・デイ [DVD]
12/4リリース プライムウェーブ


※サンプル動画

 原題は'The 12 Disasters of Christmas'。トンデモ系ディザスターパニックシリーズの最新作です。主演は「ウルフマン/狼男伝説」のエド・クインと「スノウマゲドン」のマグダ・アパノウィッチ。更に「超時空戦記 レヴェレーター」のローク・クロッチロウ、「メタル・トランスフォーム」のドネリー・ローズ、「アイス・クエイク」のホリー・エリッサ、そしてアンドリュー・エアリーという、実にSyFyチャンネル作品らしい顔ぶれ。監督も「REPEAT リピート」のスティーヴン・R・モンローです。前作「シード・オブ・ディストラクション」の感想はこちら

クリスマス間近の山あいの小さな町。ジェイシーの誕生日も近づいていたのだが、祖母から指輪を受け取った途端、腕に不気味な刻印が現れる。すると直後、空から無数の氷柱が降り注ぎ、祖母は帰らぬ人に。実はジェイシーの一族は古代マヤ族の末裔であり、古文書に記された2012年クリスマスの12日間に起こる十二の災厄、そして起こる世界の滅亡を唯一防げる存在だったのだ!

もうね。そもそもマヤ文明とクリスマスに何の関係があるのかよ?!というお話なんですが、大体コレって去年リリースしなきゃドッチラケの作品じゃないの?と思ったら、去年スカパーで「パニック・ワールド」というタイトルで放映されたみたい。

お話は嫌々ながらも運命を受け入れた少女をパパが助けながら奔走する一方、それを見た街の有力者がアイツこそ災いの元だ!とキリスト教を持ち出して攻撃するという、これまた実にB級パニックな展開です。

と言いつつ、絵的には結構面白かったです。だって、冒頭から巨大な氷柱に串刺しにされる婆ちゃん! 更に、少女が悩んで友だちとドライブに出掛けると巨大な竜巻が襲い、哀れ友だちは竜巻の餌食に。更に更に街は光のドームに包まれ(「アンダー・ザ・ドーム」!)、それにぶつかってヘリ大爆破!という派手さ。

ストーリーは最後どうなって解決したのかよく覚えてませんが、ダラっと見る分にはイイんじゃないでしょうか、という作品でした。

グランド・クロス ジャッジメント・デイ [DVD]

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