U.M.Aハンター

2/22レンタルリリース ミッドシップ

※予告編

原題は'Rage of the Yeti'。UFO社の製作、「タイムマシン2013」のデヴィッド・ヒューレットが監督・出演したモンスターアクションです。他のキャストはヤンシー・バトラーが出てるくらい。脚本は「ゾンビ・クロニクル2」のブルックス・ペックとクレイグ・イングラーのコンビ。

少々手荒な方法を使ってでも世界中の秘宝をコレクションする大富豪ミルズに招集された面々。彼らの行き先は北極！ 二百年前に遭難した難破船を調査するために派遣されたチームからの連絡が途絶え、彼らを救助するべく送られたのだが、そこには謎の白い怪物たちがいた！

怪物の正体は、原題からもおわかりのとおり“雪男”！ 雪男といっても、獣人というよりゴリラが更に凶暴化したような凄い風貌。コイツらが群れをなして襲ってくる！という、要するに「遊星から物体X ファーストコンタクト」に便乗して作られたパニックアクションでした。

で、ですね。これが非常に出来が悪い。何が悪いって、出てくるヤツらが良いモンゼロ、全員給料目当てのろくでなし揃い。いや、本当にスゴく悪かったりしたら面白かったかも知れないんですが、どいつもコイツも中途半端。話す内容は偏差値低過ぎで全く面白くないわ、命か金かみたいな葛藤や対立もしないわという惨状。おかげでお話的な見どころは一切無し。

一方の“雪男”の方も、CGの出来もデザインもショッパい出来。予告編におネエちゃんが血塗れ！というシーンがあったから期待したのに、単に血糊を大量にぶっかけられるだけで全然グロくなってないし…。

こんな感じの駄作でした。ヒューレットは監督の才能、無いんじゃないでしょうか。少なくとも面白い映画に何が必要かは全くわかってないと思いました。

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