アルマゲドン2012 マーキュリー・クライシス

9/5リリース プライムウェーブ・ネクシード

原題は'Collision Earth'。おなじみ“なんちゃってアルマゲドン”の最新作です。主演はカーク・アセヴェドとダイアン・ファールという、海外ドラマを見慣れた人でも地味に感じるキャスト。監督は「アイス・クエイク」のポール・ジラーです。前作「2011」の感想はこちら。

水星を有人探査中のノーチラス号との交信が途絶えたのと時を同じくして、地上に強烈な電磁波と無数の隕石が降り注ぐ! 何と、軌道を大きく逸れた水星が地球に接近していたのだ!!

そう、いつもの彗星じゃなく水星です!! 最初は字幕の誤植かと思ったけど、ちゃんとセリフで'Mercury'って言ってました!!

で、水星が地球と激突する?! というやたらスケールのデカいというか、突拍子も無いお話なんですが、その割りには発生する“異常事態”やら対策等がいちいちセコくて、えっ? その程度で済む話なの?! と突っ込みを入れたくなる感じ。おかげで全体のムードが超マヌケ、かなり早い段階から真面目に見る気が失せてしまう作品でした。

まぁ、ポール・ジラーの映画らしいと言えばそれまでな凡作です。

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