メテオノイド
- 出版社/メーカー: ファインフィルムズ
- 発売日: 2009/02/06
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アメリカのド田舎に隕石が落下! そして隕石に付着していたエイリアンの卵が孵化し、増殖を続けながら周りの人間や家畜を食い漁り始めた!! そんな時、鹿狩りの為に街からやって来た四人組の男もヤツらに遭遇して…。
冒頭の隕石が人工衛星を撃墜するCGの余りのショボさにクラクラ。その後も、エイリアンが人体を食い千切るシーンや車が木に激突シーン等、ちょっとした見せ場すら映像として見せられないほどの低予算ぶり。当然エイリアンのデザインも目も当てられないほどヒドい。そして役者の演技も素人同然。こりゃサイテー映画の部類に入るなぁ、と思ってたんですが…。
中盤になって、主人公四人組が近くの民家に立て籠もって以降は、あれ結構緊張感があって悪くないって感じに。これは光に弱い以外に弱点の見つからないエイリアンに対し、ヘタにあれこれ策を巡らせず生き残る事だけに専念! というシンプルな構成にしたのが幸いしたんだと思います。
セリフでは街から来たと言い張ってますが、どう見ても世界で何が起こってるかなんて気にもしてない様なレッドネックでホワイトトラッシュなヤツら(おそらくスタッフ・キャストも全員そう)。知恵は無いけど、やる気と熱い友情だけはあるぜ! みたいなムードも悪くない。
ただし、その間もセリフは無駄だらけだし、エイリアンとの戦いが始まると序盤のダメテイストが戻ってしまう。それとジャンルムービーには欠かせないお色気要素もほぼ皆無(きっと協力してくれるおネエちゃんが回りにいなかったんでしょう)。オチも何それ? って感じ。
それでも作ってるヒトたちの熱意と真面目さは伝わって来て、B級映画好きとしては悪い気はしない作品でした。
「地球が静止する日」便乗といえば、もっとストレートな邦題のこんな作品もリリースされます。
- 出版社/メーカー: トランスワールドアソシエイツ
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