ヒューマン・ボム
2/11リリース ネクシード
※予告編
原題は'Time Bomb'。「ロードハウス2」のゲイリー・ビューシィ主演によるカナダ製戦争スリラーです。監督は「リビング・デス 殺しの前戯」のエレン・ベリー。
自分の不注意で幼い息子を亡くして以来、悲嘆に暮れ、妻にも見捨てられた元海兵隊員のジェイソン。記憶もあいまいになる程のストレスを感じていたのだが、夜毎見るイラク派兵時の悪夢の中で、政府機関が開発した人体発火を誘発する特殊ウイルスに自分が感染していた事を思い出すのだった。そして彼の周囲の人々が次々に謎の焼死を遂げて…。
自爆テロに対抗する為に米政府が人間爆弾製造ウイルスを開発していた!? という、かなりトンデモなストーリー。でもB級映画なんだからネタとして上手く使ってくれればOK! なはずなんですが、それが判るのがナンと始まって一時間も経ってから。それまではカナダ映画特有の辛気臭いムードで戦争後遺症に苦しむ男の苦悩をダラダラと描くだけだから、まるで面白くない。
また主人公が見ているのは真実か? それとも狂人の妄想か? という「ジェイコブス・ラダー」的な話でもあるんですが、監督、キャスト共に実力不足なせいで、単に見づらいだけにしかなってません。
そんな感じで完全に凡作。戦争アクションみたいなジャケなので、見て怒り出すオッサンが続出しそうで心配です。
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