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マーズ・オデッセイ

SAMPLE The Asylum 未公開

マーズ・オデッセイ [DVD]
2/3リリース プライムウェーブ

原題は'Martian Land'。アサイラム社がリドリー・スコットの「オデッセイ」に便乗して作ったSFパニック映画です。キャストは「カリフォルニア・ディストラクション」のレイン・タウンセンド等、アサイラム作品の常連俳優ばかり。監督は「アイス・ジョーズ」のスコット・ホイーラー、脚本が「グリム・アベンジャーズ」のジェレミー・M・インマンです。

環境破壊による天災が頻発し、人類は遂に地球を捨て、火星に巨大ドームを建設、移り住み始めた時代。だが、火星で行った“地球化”が原因なのか、巨大砂嵐がドームを襲って…。

こんな感じで、「オデッセイ」に便乗したつもりが、いつの間にか「テラフォーマーズ」に便乗していた…みたいなお話でした。砂嵐によって壊滅したドームには科学責任者夫婦の娘が生き残っていて…という、ディザスターパニックの王道パターンもアリ。

そして、環境破壊が原因で地球を捨てた筈が、火星でもテラフォーミング=環境破壊のせいで大災害に見舞われるというのは、アサイラム作品にしては中々鋭い展開。事態を解決するのも、地球での災害対策で研究された技術、というテイになってるのも悪くない。

しかし、テラフォーミングが進んでるという設定に甘えて、火星の砂漠に見立てたロケ地に生えてる草むらをCGで消してなかったり、ドーム内には都市が建設されてる設定だからと、そのパートもそこら辺の町中でのロケで済ませたりと、映像のほとんどがアサイラムクオリティなのは…。

更に俳優の方も、いつもだったら“昔の名前で出ています”的メインキャストの脇に控えてる無名の人だらけなので、初見では誰が責任者なのか、えっ?この窓際族みたいなのが…?!という感じなので、全然話にリアリティが感じられないという。

こんなのなら、それこそ火星の砂漠に巨大モンスターが?! ならこっちは巨大ロボットを出すゼ!!みたいな話にしたりして、無理矢理にでも盛り上げて欲しかったところ。

というワケで、やはりアサイラムテイスト満載の凡作でした。

マーズ・オデッセイ [DVD]

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火星の人

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