コードネームBT85 大統領暗殺を阻止せよ!

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12/22リリース トランスフォーマー

原題は'Decommissioned'。「アルティメット・エージェント」「バトルスティール」に続いて、バ監督/ティモシー・ウッドワード・Jr.+脚本/ショーン・ライアン+主演/ジョニー・メスナーのトリオが贈るアクションサスペンスです。キャストはヴィニー・ジョーンズマイケル・パレのウッドワード作品常連組に加え、ジェームズ・レマー、「テキサス・ダウン」のリチャード・バージに、今回はヒロインにエステラ・ウォーレンという面々。

“9.11”以後、米国民を監視する為にCIAが極秘裏に結成したチーム“BT85”。だが、国民の権利を重視する新任大統領フォードの指示で、チームは解散する事に。そんな時、元CIA工作員ナイルズの自宅に武装集団が侵入し、ナイルズは拉致されてしまう。激しい拷問にも耐え、脱出に成功するナイルズ。だが、敵は彼の妻子を人質に取り、何と米大統領の暗殺への加担を要求して…。

地元署のマイケル・パレ刑事の追跡を逃れつつ、主人公はCIAでの上司だったヴィニー・ジョーンズを頼って敵の正体を探るが…という展開です。

CIAが国内を監視? FBIやNSAじゃなくて??という疑問はともかく、これまでヒドい作品ばかり作ってきたウッドワード監督にしては、序盤の入りはマズマズ。メスナーとエステラ・ウォーレンのベッドシーンなんてサービスも! ま、相変わらずウォーレンは乳首をがっちりガードしてましたけど(w。

ところが、というかヤッパリ…というか。主人公が拉致されて以降、つまり本筋が始まった途端、いつものようなグダグダな作りに…。アクションの撮り方は下手、脇役は大根揃い、いらない&下品なセリフのオンパレード…といった具合。

特にダメなのが、敵の正体等、ポリティカルアクションを気取ったのか、結構考えた構成にはなってるものの、ソレを全く上手く処理出来ないから、かえって余計グダグダに見える始末。逆に、盛り上がる筈の大統領暗殺?のシーンは、何故そんなにあっさり済ませてんの…?みたいな。

と言いつつも、ホントにガラクタ寸前だった「レッド・リベンジ」の頃と比べれば雲泥の差。よくある凡作レベルには達してました(w。今後もウッドワード監督の成長に期待したいと思います。

そう言えば、NetflixでTVシリーズ版「ザ・シューター 極限射程」の配信が始まりましたね。シリーズが続けば“スワガー・サーガ”の映像化が期待出来るかなと思ってたんですが、撮影中からトラブル続きだったから、シーズン更新は難しいかな?
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