ダークウォーター 奪われた水の真実
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2013/07/10
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (1件) を見る
A Dark Truth Official Trailer #1 (2013) - Andy Garcia, Kevin Durand, Eva Longoria Movie HD
原題は'The Truth'(別題'A Dark Truth')。南米での水道事業民営化にまつわる問題を題材にした社会派サスペンスアクションです。主演はアンディ・ガルシアで、共演も豪華版。フォレスト・ウィテカー、デボラ・カーラ・アンガー、キム・コーツ、ケヴィン・デュランド、デヴォン・ボスティック、スティーヴン・バウアー、エヴァ・ロンゴリアという布陣です。監督・脚本は「クロス・オーバー」のダミアン・リーです。
南米エクアドルで国際的大企業による水道事業民営化が始まり、国民たちの反発が強まる。政府は軍を出動させ、鎮圧を図ろうとする中、エクアドル人の青年による問題の企業の女重役モーガンの暗殺未遂事件まで発生する。モーガンは元CIAのジャックに、現地で何が起こっているのか調査を依頼して…。
出だしから大した説明も無しに色んな人物が出てきては、矢継ぎ早に色んな事件、情報が飛び出してきて頭がクラクラ。大体、主人公からして元CIAというのは良いとしても、今はラジオの社会派トーク番組でホストをしてるという設定はナンなのよ? 南米での水資源問題を知ってるから何とか着いていけるけれども、知らなかったらホントにワケがわかんないんじゃないでしょうか…。
で、主人公の調査が進むに連れて事態の正体がわかっていくという流れ、かと思ったら、やっぱりよくわかんないまま話が進んでいく…。コレ、単純に監督の腕が無いだけなのでは…?というのはわかっていくんですけれども(w。
豪華キャストも整理が出来てなくて、群像ドラマの効果よりも、誰に焦点を絞ってよいのかわからず散漫な印象を与えるだけに。
全編シリアスなムードで緊張感は持続しているし、テーマ自体も良いと思うんですけどね。この監督の手には余るネタだったようです。
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 2013/05/10
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (4件) を見る