SHOOTING シューティング
10/5リリース プライムウェーブ
原題は'Kill Box'。一部で話題のFPS風アクション'Hardcore Henry'に先駆けて作られていた?、POV形式によるSF映画です。キャストはよく知らないヒトばかりですが、監督・脚本が「バイオハザードX」のウィリアム・スチュアートです。
近未来。超巨大IT企業パック・シンクレア社は、ライバル会社ミルコア社が開発した謎の新マシンを盗み出すべく、精鋭社員四人に収監されていたハッカーのビリーを加えたチームを、彼らの眼球にカメラと通信デバイスを組み込んだインプラントを移植した上で送り込む。見事、社屋に潜入し、マシンを盗み出したビリーたちだったが、脱出場所の屋上にたどり着いた途端、通信が途絶えて…。
この後は、地下通路から辛くも脱出に成功した主人公たち。だがそこは、貧困層やギャングたちが巣食う危険地帯だった!という流れ。
眼球カメラが撮影した映像というテイの作品なんですが、こんな邦題をつけた割りには、期待したようなアクションシーン、特にFPSっぽく見えるガンファイトみたいなのは少なめ…*1。
それに、一応近未来の超巨大IT企業という設定の筈なのに、ライバル会社のビルはそこらの貧相なオフィスビル&地下倉庫…。出てくるIT系デバイスもショボショボ…。ギャングたちも、ファッション性があるワケでも近未来感あるワイルドさがあるワケでもない、ただの安っぽいダサダサのヤツ…。
話の軸である“マシン”もガラクタを組み合わせただけの代物。それに、起動してもアレ〜な感じで、こんなのなら最後まで謎のまま引っ張った方が面白くなったんじゃあ…という。
こんな感じで、映像も話もグダグダ。そもそも何故POV形式にしたのかもわからない凡作でした。
mash1966.hatenadiary.com
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NECROSTORM製のFPS風バイオレンスホラー。
*1:撮影という意味での“シューティング”という言い訳は立ちますけど…。