シークレット・ファミリー ザ・トゥルーストーリー
10/5リリース プライムウェーブ
原題は'Blue Family'。「ホステージ・オブ・エネミーライン」や「ディノシャーク」に出演していたギレルモ・アイヴァンが監督・脚本・主演で作った拉致監禁スリラーです。一応、実話が基になってるそう。他のキャストは知らない人ばかりですが、ヒロイン格のリーガン・ウォレスという女優さんは、来年公開予定の「ヘルレイザー」最新作に出演してるみたい。
自動車ディーラーを経営するセクシーなイケメン、アルマンド。だが、彼の正体は自宅の地下室にジュリアという女性を二年に渡って監禁する異常な男だった! そして、新たな標的・ジェシカに近づき、彼女も拉致したアルマンドは更に…。
幼少期、母親に家庭を壊されたのをトラウマに持つ主人公。それを補うべく美女たちを集め、新たな“家族”を作るという妄想に取り憑かれていた! しかし、彼女たちを紹介された実弟は当然ドン引きして…という流れです。
思ったよりは映像がちゃんとしてる作品。コレは、主演のアイヴァン含めて、役者たちのルックスがソコソコのレベルに達してるおかげかと。
ただ、全体にテンポがトロくて、おかげでスリラーとしての面白みは薄め。サイコパスな主人公の方も、被害者である女性たちや弟の方も、キャラの掘り下げが全然だし、お話面もかなり弱い。
また、このジャンルなら当然のお楽しみの筈の、セクシャルなサービスシーンも全然…。ホラーとしても同様で、全てが寸止め状態で終止するという、正真正銘の凡作でした。
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