誘う処女

誘う処女 [DVD]

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4/3(金)リリース 『誘う処女』 予告篇

原題は'Supernova'。オランダ製の青春映画です。主演は「ポール・ヴァーホーヴェン/トリック」に出ていたハイテ・ヤンセン。監督・脚本・出演のタルマ・ファン・デン・ドップはよく知りません。

何も無い田舎町に暮らす十五歳の少女メイス。祖父の死後、祖母は口を利かなくなり、父親は昼間からビールを煽り、母親は疲れていた。全く刺激の無い日々に、家の前の畑の真ん中を通る真っ直ぐな道を眺めながら、メイスは自分を連れ去ってくれる者が現れるのを夢想していたのだが…。

刺激的な邦題が付けられてますが、基本的には古今東西無数に作られてきた、日常に退屈した田舎に暮らす若者の悶々とした姿を描く青春映画の超定番ストーリーでした。

刺激を求めるヒロインは、夜な夜な田舎道に現れる飛ばし屋たちを覗き見るんだけど、実際にナンパされるとそそくさと逃げ帰ってしまうヘタレぶり(w。セックスへの興味も、唯一の親友(女の子)と裸になってタッチし合う程度。

そう、一応刺激的な部分を書くと、ヒロインは何か事が起きないかと、常に薄着&裸になってくれます! 主演女優さんは、実際には二十歳過ぎらしいけど、全編淡々と進む中で、やはりここが一番の見せ場にはなっている。ルックスも童顔で可愛らしいし。

で、さすがに終盤話が動く、んだけど…。まあ、その後の展開も定番かな?

あと気になったのは、わざとだとは思いますが、今の映画なのにインターネットやケータイ、スマホの類いを完全に排除してる事。いくら田舎といってもコレは…。おかげでちょっとファンタジックに感じられたりはしますが。

ポール・ヴァーホーヴェン/トリック [DVD]

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