UNIT7 ユニット7 麻薬取締第七班

原題は'Grupo 7'。スペイン製の刑事アクションです。主演は「気狂いピエロの決闘」「アイム・ソー・エキサイテッド!」のアントニオ・デ・ラ・トーレと「灼熱の肌」のマリオ・カサス。監督は日本では馴染みの無い人です。

1989年、セビリア。万博開催を間近に控え、建設ラッシュに沸くこの街では麻薬汚染が深刻化。警察は販売ルート撲滅に躍起になる。その中のひとり、刑事のアンヘルはストレスの余り、押収した麻薬に自ら手を出して…。

ジャケは今時のイケイケ風ですが、実際は、主人公は前述のとおりだし、容疑者と見れば殴る蹴るだし、他の刑事も女の容疑者には手を出すし…といった、完全などぐされ刑事モノでした!

お話も、巨大組織と刑事たちが対決するというカッコイイものではなくて、極限状態の中で常軌を逸した行動を取る刑事たちの姿を描いたもの。

ラストも相当に苦めですが、見る価値はある作品ではないでしょうか。

気狂いピエロの決闘 [DVD]

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灼熱の肌 [DVD]

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