オープンウォーター・シンドローム
原題は'Caught Inside'。「オープンウォーター・サバイバル」に続く(?)、なんちゃって“オープン・ウォーター”な海洋スリラーで、今回はオーストラリア製。スタッフ、キャストはほとんど馴染みの無い人たち。
無人島でサーフィンを楽しむクルーズ旅行に参加した男女六人。ところが、その中の一人でリーダー格のブルが次第に凶暴性を見せ始めて…。
狂い始めた屈強な悪役(「ブラック・ウォーター」に出ていたらしい)が、先に無人島に来ていたサーファーをボコ殴り。その次は美女(「シャッター」に出演していたらしい)の肢体を、恋人の目を盗んでナデナデ。当然、仲間や船長は怒り狂い、彼を無人島に隔離したものの、逆に狂気がエスカレートしてしまい…という、サイコスリラーと言っていい展開。
まず目についたのが、オーストラリアの海の美しさと波の迫力。サーフィンシーンも躍動感たっぷりに描かれていて、ほとんどサーフィン映画といって差し支えないほど。
それに比べると、悪役のエスカレート具合が不十分で、モンスターとして見せ切れてないせいで、スリラーとしての迫力、面白味はイマイチでした。
まぁ、無名の俳優の割りには皆顔つきが良いし、ラストの絵も決まってるから、見てガックリというほどではなかったですが。
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