アポカリプス・ナウ
原題は'40 Days and Nights'。旧約聖書のノアの方舟をモチーフに、The Asylum社が製作したディザスターパニックです。主演はモニカ・キーナと「CSI:科学捜査班」のアレックス・カーター。
突如サハラ砂漠に巨大な津波が押し寄せ、アフリカ中央部は完全に水没してしまう。これを境に全世界で大規模な異常気象が発生。超巨大嵐が吹き荒れ、海面は急激に上昇していった。これを察知していた米海軍の主導で、世界各地で数万人が乗り込める超巨大船の建造が進められていたのだが…。
前半戦は、予想以上のスピードで超巨大嵐が迫る事で、超巨大船建造が次々にトラブルに巻き込まれていく様を、全米各地で被害に遭う人々の様子を交えながら描いてく展開。
でまぁ、アサイラム作品らしいところなんですが、そのトラブルというのがとにかくセコい! 新開発の超巨大船の推進装置がろくにテストもされてないせいで部品が故障。代わりのパーツを民間の造船所からこっそり盗んで来い!みたいな。しかも、それを奪取するシーンで盛り上がるワケでもないという。
終盤、いざ出港!となるんですが、こちらも次々にトラブルに見舞われる、風ではあるものの全く緊迫感ゼロで…。
そんな感じで、実にアサイラムクオリティな、スケールがデカいんだかちっちゃいんだかわからない作品でした。途中、モニカ・キーナの乳首透けがあるんですが、せめてもの罪滅ぼしだったのでしょうか?
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