エアポート2011

1/7リリース アルバトロス

原題は'Airline Disaster'。アルバトロスが贈る“エアポート”シリーズ最新作は、WOWOWで放送されたドキュメンタリー「ザ・モックバスター 模倣映画の華麗なる世界」で更に注目を集める、我らがThe Asylum社製!! 主演は「ファミリー・タイズ」のメレディス・バクスター、「ランド・オブ・ザ・ロスト」のリンジー・マッケオンです。

完全自動操縦を成し遂げた最新鋭の巨大旅客機スタークエストが初フライトに出発。だがその時、機長であるフランクリンの家族がネオナチ集団に拉致されてしまった! 更に、旅客機にも乗り込んでいた仲間たちが人質をネタにハイジャックし、米国政府への脅迫を始める! 実は機長の姉は現役アメリカ大統領だったのだ!! いち早く事態を把握し、貨物室に隠れた女性SPジーナは…。

予告編を見ていただければお判りの通り、いつもながらのショボショボCGで描かれるスカイパニックもの。

そして話のペースもいつものダラケた例のヤツ。一応は、墜落の危機?! 撃墜するしかない?! 人質が脱出?! みたいなお約束な展開もあるんだけど、とにかくその描き方、進め方が下手過ぎて緊迫感ゼロ。

これも超お約束だからバラしちゃいますけど、クライマックスは緊急着陸!? って流れ。でもそれが延々と続くから途中で飽きてしまう。

完全自動操縦や女性大統領といったギミックもほとんど活かされる事無し。いつもヒドいThe Asylum作品だけど、ネタとして笑えるパクリものじゃなく、こういうストレートな題材だとそれが如実に現れちゃうのがはっきり判った作品でした。

エアポート2011 [DVD]