沈黙の逆襲

沈黙の逆襲 [DVD]

スティーヴン・セガールの“沈黙シリーズ”が二年ぶりに復活! 監督は「ラッキーナンバー9」のキオニ・ワックスマン。「3時10分、決断のとき」「アパルーサの決闘」に出演していたルース・レインズが共演してます。

お話は、同僚に裏切られ身も心も傷ついた元刑事セガールが、かつての上司の娘のボディガードを務めるという、セガール版「ボディガード」というか「マイ・ボディガード」のパクリみたいな感じ。守るのがダコタんみたいなカワイコちゃんじゃなく、判りやすくエロいおネエさんに変わってますが。

出来の方は、最近じゃアクションはスタントマン任せ、作品の製作規模も中身もボロボロと、ツッコミを入れながら見るしかなかったセガール映画の中では、かなりマシでビックリ。もちろん演出も脚本も凡庸ではあるんだけど、最後まで目立った破綻も無く、すんなり見終えられるだけでもスゴい! 気がします。

セガールのアクションも近作の中ではかなり動けてる方だし、結構な数が出てくるおネエさんも一定のレベルより上のコが揃ってたり。

でも、逆に言えば普通に見られる分、セガールに思い入れの無いヒトからすれば単につまんない映画という事になっちゃうワケで…。これは痛し痒しだなぁ。

数少ないツッコミどころは、序盤に見せるバレバレの狸寝入りと珍しいテンガロンハット姿くらいかな。

3時10分、決断のとき [DVD]

感想書かなかったけど、当然良かったです。

アパルーサの決闘 特別版 [DVD]

※早くも登場の廉価版