弾突 DANTOTSU

年末年始にかけて見逃していたセガール映画をWOWOWやスカパーでチェックしてたんですが、予想以上にキツい出来でしんどかったです。

で、この芸能生活20周年記念作品。さすがにこの現状を危惧したのか、いつもの無敵の傭兵じゃなく、酒とギャンブルで身を滅ぼした元刑事という異色の役柄にチャレンジ。でもこれって明らかに演技力を必要とされるワケで、案の定シブいというより単に元気が無いだけにしか見えない結果に。離れて暮らす娘(リディア・ジョーダンちゃんが中々にカワイイ)との面会日に、娘が寝ている横で老眼鏡をかけながら酒を飲むのを耐えるシーンなんか、すでにお爺ちゃんの雰囲気なんだもの。

まぁ最近の作品の中ではストーリー面も充実させようとしてるのは良かったかな。でも発射した弾丸でマッチに火を点す程の射撃の名手という設定にしては、闇の組織(ランス・ヘンリクセン!!)から依頼された暗殺の仕事を、白昼堂々至近距離からの銃撃でヤるってのは明らかにオカしいけど。

とりあえずパツキン美女から黒人のネエちゃんまで、女と見ればヤッちゃうセガールの差別無き人類愛は見習いたいものです。

TOKYO! [DVD]

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実の娘・藤谷文子がヌードになってる(らしい)「TOKYO!」も同じ日にリリースされるので合わせてどうぞ。