ザ・トゥルーロマンス - ［SAMPLE］ビデオながら見日記

8/21レンタルリリース AMGエンタテインメント

原題は'Starkweather'。そう、「地獄の逃避行」の元ネタであり、スプリングスティーンが『ネブラスカ』で歌った伝説の連続殺人ティーンエイジカップル、チャールズ・スタークウェザーとキャリル＝アン・フューゲートを主人公にした実録サスペンスです。監督はThe Asylum作品の中ではマシなゾンビ映画「デス・バレーブラッディ・ビルの復讐」のバイロン・ワーナー。2004年製作の作品で、スタークウェザー役は無名のアンちゃんですが、キャリル＝アンを新人時代のシャノン・ルシオが演じてます。関係ないけど「プリズン・ブレイク」シーズン4のリリース以来、“シャノン・ルシオ+巨乳”や“シャノン・ルシオ+オッパイ”で検索するヒト多過ぎ! まぁ判りますけどね(w。

ストーリーは史実に忠実な作りなので割愛。詳細はこの辺で。

出来の方はというと、低予算の実録モノが陥りがちなパターン通りに、史実を追いかけるだけで汲々として余り面白味のある内容にはなってませんでした。一応、主人公には幼い頃から死神みたいなイマジナリーフレンドがいて、彼と“会話”をかわすうちに狂気の世界に堕ちていったという描き方をしてるのが目につくくらい。ジャケにあるような猟奇的なシーンも当然無し!

注目のシャノン・ルシオはというと、撮影時既に二十歳を過ぎていた彼女が十三歳(!)のヒロインを演じるのは無理があると思ってたんですが、実は彼女、ポッチャリ系のキャリル＝アンに結構似てるんですね。少なくともシシー・スペイセクや同じ役を演じたファイルーザ・バーク*1よりはずっと似てると思います。それに無知ゆえの狂気みたいな雰囲気も演技で醸し出していて、この辺はさすがはこの後出世するコだなぁという感じ。出来ればもう少しはエロ方面のサービスがあれば良かったんですが。