クリムゾン・プロジェクト
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 2014/06/07
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (1件) を見る
クリムゾン・プロジェクト(予告編)
原題は'La marque des anges - Miserere'(英題'The Mark of the Angels')。「クリムゾン・リバー」「エンパイア・オブ・ザ・ウルフ」「ストーン・カウンシル」のジャン=クリストフ・グランジェの原作(おそらく未邦訳)を、ジェラール・ドパルデュー主演で映画化したフランス・ベルギー合作の刑事サスペンスです。共演は「スリープレス・ナイト」のジョーイ・スタール。監督は「ルーザーズ」のシルヴァン・ホワイトです。
パリ警察を定年退職したばかりのリオネルは、近くの教会で聖歌隊を指揮していたチリ人神父の死体を発見。独自の捜査を開始する。一方、世界規模で孤児ばかりを誘拐する謎の組織を追っていたインターポール捜査官のサレク。彼がようやくつかんだネタ、それが問題のチリ人神父の名だった…。
こうして結びついた二人の男が急造コンビを組んで事件の捜査に当たるという展開です。
序盤はオリヴィエ・マルシャル以降の、リアルテイストな仏製刑事映画のムード。しかし、話が進むに連れて、南米に逃れたナチスの残党、そして彼らが開発した驚愕の“殺人兵器”へ…と、いかにもこの原作者の作品らしい、スケールがデカいというか、荒唐無稽な流れへ。
で、正直この二つの要素が上手く混ざり合ってなくて、リアル路線なのかオモシロ方向なのか、どっちつかずで中途半端な印象を受けました。
中途半端な印象を受けたのは、出てくる色んなネタがどれもつっこみ不足なのも原因かと。インターポール捜査官の過去とか、もっと上手く使えたように見えたり。脚色が良くないのかなぁ。
ま、未公開映画としてはそこそこには見られる出来にはあると思います。暇潰し程度なら。
- 出版社/メーカー: ギャガ・コミュニケーションズ
- 発売日: 2007/06/01
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (8件) を見る
- 出版社/メーカー: トランスフォーマー
- 発売日: 2012/12/26
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (1件) を見る