リリス
- 出版社/メーカー: アルバトロス
- 発売日: 2007/08/03
- メディア: DVD
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尼僧キャサリンの下、合宿中の女子学生に出された課題。それは神話に登場する女神リリスに関するレポートだった。資料として渡された古い書物に挟んであった紙片に女神の召還方法が記されているのを発見した彼女たちは、面白半分に実行してしまう。そして眠りについた時、彼女たちは淫靡な悪夢に襲われて…。
これも予告編の段階ではそこそこ見られる出来かなと思ったんですが…。監督に才能が無いのか、それともやる気が無いのか。とにかく話の筋がさっぱり判らん!
何しろ主役である筈のお姉ちゃんたちが一体何者なのか、何で合宿しているのかの説明が全く無い! キリスト教の授業をやってると思ったら、そこはキャンプ地で、授業が終わるとランニング開始。そしていきなりビキニ姿でバレーボールの練習。海じゃなくて山の中なのに! もうこれだけで頭の中がワヤクチャに。
そして彼女たちを監視する尼僧も、児童虐待にあった影響で妄想癖のある基地外! まぁその設定はホラー映画だから理解出来るけど、何故か彼女もジャージに着替えてバレーボールのコーチを始めてしまう!
一応ホラー映画としては、女子学生が女神を呼び出す際に書いたそれぞれの願いを夢の中で叶えるって流れなんですが、そこに行き着くまでが無茶苦茶過ぎて、集中して見られないんですよねぇ。
おそらく監督はエロい悪夢のシーンだけが撮りたかったんでしょうが、その前段にも少しは気を配れよと言いたい。まぁそのエロいシーンもかなぁり悪趣味(ソフトSMとか近親相姦とか)ですが。