ウルフマン2014
- 出版社/メーカー: トランスワールドアソシエイツ
- 発売日: 2014/02/05
- メディア: DVD
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原題は'Le poil de la bete'。カナダ・ケベック製のモンスタースリラーです。主演は「ニトロ」のギョーム・ルメ=ティヴィエルジュ。他のキャストやスタッフは余り聞いた事が無い人たち。
1665年、ケベック郊外の村。悪事を重ねて死刑を言い渡されたジョセフが脱獄。逃げる途中、神父の死体を発見したジョセフは、死体の衣服を剥ぎ取り、近くの開拓民たちが暮らす小屋に潜り込む。だがそこは、狼男が出没するという噂が流れる地だった…。
この後は、実は死んでいた神父こそ、この地で最初に狼男と遭遇したとされる伝説の男だった! そのせいもあって狼男と間違われる主人公。一方、息子や開拓民たちの嫁候補となる若い娘たちを連れて領主が帰ってきて…という流れです。
まずぶっちゃけると、狼男の出番は少なめ、というかほとんど無し! その為、ホラー映画的な怖さを期待すると肩透かしを食う事間違い無しな作品でした。
ただ、全体的にまだ未開の地に近かったカナダ、という雰囲気は良く出ていました。役者たちの顔つきも良く、女優さんたちもソコソコレベルで、ドラマ部分はそれなりに楽しめる仕上がりに。
出来れば中盤辺りで一度怖いシーンを入れてくれれば、狼男の正体探しという面でも、もっと盛り上がったのに…という感はあります。