ワールドエンド2012
- 出版社/メーカー: トランスワールドアソシエイツ
- 発売日: 2012/04/04
- メディア: DVD
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原題は'Defcon 2012'。いわゆる“2012年”モノのSFアクションです。スタッフ、キャストは全く聞いた事が無い人たち。
2012年。地球滅亡をテーマにしたある映画の撮影スタッフとキャストが全員失踪する事件が発生。撮影していたフィルムも消えてしまった。彼らの行方を追う謎の機関CEAはその行方を追うが…。
という始まり方なんですが、突然場面は変わって23世紀の宇宙! ここで、安くてドットの荒いCGによる宇宙戦やら、出来の悪いコスプレみたいな格好のアンちゃんたちが、“エイリアン狩り”や“御宝探し”と称して、緊張感無く銃を構えながらダラダラ歩く絵が延々と展開…。何これ?!
おそらくはコレが“失われたフィルム”って事、なのかな? とにかく、演出がとかシナリオがとか演技がとか、そういうレベルじゃなく、全てがヘタクソなせいで今何が起こってるのかさっぱり判らない! おかげで始まって10分もしないうちに嫌気がさし始め、30分も経つ頃には頭がボーっとなってしまいました。
要するにサイテー映画。それもここまで本格的なのは久しぶりに見た気がします。
要注意!!
※追記。青井邦夫さんからご指摘をいただき、それで思ったのですが、元々は全体の八割(以上?)を占める未来宇宙編部分を一本の映画として撮ってみたものの、収拾がつかなくなり、体裁を整える為に“2012年が〜”みたいなのをその前後に付け足したのかも知れません。でも、結局その繋ぎ方がちゃんと出来て無いから、余計にワケが判らない代物になっちゃった、みたいな。