新・日本暴力地帯 第二章

10/25レンタルリリース GPミュージアムソフト

これも村上和彦原作のヤクザシリーズ第二弾。スタッフ、キャストは虎牙光揮以下、前作と同じ面々に加え、こちらにも小野進也が登場。その前作の感想はこちら。

日本任侠道再建の為、大和田組会長代行として孤独な戦いを続ける鬼頭清次。今は大和田組傘下に入らぬ昔気質の宮川組に身を寄せる、かつての弟分・江島と再会しても、その身分を話せずにいた。その宮川組と大和田組に、様々な男たちの思惑が絡み合った挙句、抗争の火種が!? 大和田組会長・島村はこの一件を鬼頭に任せて…。

悪いヤツらを見つけてバッサバッサと斬り捲る、判り易い勧善懲悪ストーリーになるのかと思いきや、前作の裏切り者たちを含め、色んな陣営の男たちが蠢きあう群像モノみたいな作りでした。

こうなると、メインどころはともかく、ちょっとした脇役になると途端に“あんた誰？”って気になる役者の顔触れの弱さが仇になり、話が中々スッと頭に入って来ません。だって個人名を挙げられても、誰が誰やらって感じなんですもん。やっぱりシンプルな作りにした方が良かったんじゃないでしょうか。

そんな感じで、こちらも続編に期待したいと思います。

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