実録・若頭

10/25レンタルリリース GPミュージアムソフト

五代目山口組若頭、宅見勝氏をモデルにしたヤクザドラマです。主演は、来月からの「水戸黄門」第四十二部で格さんを演じる的場浩司。以下、いつもの面々ですが、珍しく草野康太が出演してます(ミュージアムは初?)。

二十歳を過ぎて、大阪・川西組の盃を受けた三宅勝。正業を持てという組長の言葉に従い、東住吉で製氷業を始めた勝は、その才覚を発揮。組の勢力も拡大し、勝は僅か五年で若頭に抜擢される。だがその勢いのせいか、他の組との抗争が勃発。川西組は事実上の解散に追い込まれ、逮捕され、服役を終えた勝もカタギに戻る事を一度は決める。だがそんな時、関西最大の暴力団・山神組直参の藤井組から声を掛けられて…。

元祖経済ヤクザと言われた人物がモデルなだけに、抗争でドンパチというより、商才でのし上がっていく立身出世の物語に近い内容でした。

そんな、ちょっと変わった役だからか、最近ヤクザ役を演っても抑え目の演技が多かった的場浩司も、溌剌とした笑顔の多い、昔のイメージ(炎達!)に近い演技を見せて面白かったです。

今回は大阪戦争の終結あたりまで。次回は山一戦争がメインになるのかな?

そうそう、奥さん(「あにき」でもマドンナ役だった竹中里美)の弟が実は…という、ギリギリの危険球はさすがに描かれなかったです(w。

激動の1750日 [DVD]

※この映画では中条きよしが“宅見勝”役でした。

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