ベイビー・ママ
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2009/06/24
- メディア: DVD
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ベイビーママ - 予告編
原題も'Baby Mama'。昨年「サタデー・ナイト・ライブ」でのサラ・ペイリンとヒラリー・クリントンのモノマネが日本(の一部)でも話題になったティナ・フェイとエイミー・ポーラー主演による、全米ナンバーワンヒットのコメディ映画です。監督もSNL出身でリメイク版「サンダーバード」の脚本も書いていたマイケル・マッカラーズ。日本ではなじみの薄い主役二人ですが、助演はグレッグ・キニアにモーラ・ティアニー、シガニー・ウィーバー、そしてスティーブ・マーティンと充実。「Weeds」のロマニー・マルコ、「26世紀青年」のダックス・シェパードも出演してます。
結婚よりも仕事を選び、キャリアウーマンとして成功したものの、四十を前にして急に子供が欲しくなったケイト。精子バンクに駆け込んで人工授精を試したものの、実はケイトは妊娠が絶望的な子宮の持ち主だった。仕方なく体外受精による代理出産を決意したのだが、現れた代理母候補アンジーは低学歴の低収入、食べるものもジャンクフードばかりの典型的なホワイトトラッシュで…。
全く正反対の性格で母親になるには半人前な二人の女がワケあって共同生活を開始。様々なトラブルを乗り越えながら成長していって出産までこぎ着ける、が…というストーリーです。
まぁこの題材だから当たり前なんですが、正直男はそっちのけ、女性が見た方が楽しめるんだろうなぁと思える作品でした。この辺は今時のアメリカンコメディ未公開傑作群のほとんどがボンクラ男子に向けて作られてるんだからお相子と言えるかも知れません。レベルが高いのは判るんですけどね。
それと主演のティナ・フェイが、顔は美人だしスタイルは良いし(特に美脚!!)とルックス面は完璧に近いんだけど、今アメリカでトップのコメディエンヌの割りに表情が堅いんですよね。そのせいで彼女オンリーのシーンは正直あまり爆笑! とはならない。ひょっとしたら役に合わせての演技なのかも知れませんが。逆にエイミー・ポーラーの方が判り易いくらいの大暴れをしてくれます。この辺は「俺たちフィギュアスケーター」でも実証済みですね。
mash1966.hatenadiary.com
※主演二人がチョロっとだけ出てる「もしも私が大統領だったら…」の感想はこちら