ラスト・アナコンダ
10/24レンタルリリース アートポート
原題は'Phairii phinaat paa mawrana'(英題'Vengeance')。おなじみ、タイ製のヘビ大暴れのモンスターパニックアクション映画です。
悪党を倒す為なら手段は選ばない若き鬼警部ウットは、部下を引き連れ、脱獄犯が逃げ込んだというジャングルへ向う。実はジャングルのそばにある山村はウットの故郷であり、その父親は二十年前にジャングルで繰り広げられた秘宝探索に加わった山賊の唯一の生き残りであった。そしてその呪われた秘宝を隠し持ち、自ら出家して村の寺院で守っていたのだが、脱獄犯の一員であり、同じく変死した父親が山賊だったナーソーが父の仇と僧侶を殺し、秘宝を強奪してしまう。怒りに駆られたウットは、周囲が止めるのも聞かずにナーソーを追ってジャングルへ! だがそこで待っていたモノは、まさに身の毛もよだつ恐ろしい化け物たちだった…!!
邦題とパッケージから当然大蛇が暴れるんだろうなぁと思ってたら、これが中々出て来ない! でもそこに到るまでに、銃撃戦や大流血シーン満載のハードな追撃アクションが展開するから全然気になりませんでした。言うなれば、タイ版「プレデター」って感じでしょうか。それにストーリー的にも結構色んなネタが盛り込まれてる割りにテンポ良く進んでいくのも気持ち良かった。
そしてジャングルに突入してからも次々に面白展開が! 食人昆虫出現! 小さなワニさん軍団来襲! 裸女が誘ってきたと思ったら当然の様に吸精鬼! 更には謎の美しき女戦士姉妹まで登場!
そんなのを露払いにしていよいよ真打ち、大蛇登場! その名も恐怖の毒ヘビ“シルバースネーク”!! って、アナコンダじゃないじゃん!!
まぁそれはイイとして、物語の方はここがピークかと思いきや、この後まだまだ驚きの展開が! ちゃんとネタ振りがしてあるので予想だにしない…って事も無いんだけど、正直ヘビの方がそこまでの出来に比べると少々拍子抜けな感じなので、更に続く怒涛の展開が嬉しかったです。
そんな感じでかなり面白いアクションスリラーでした。ホント息をもつかせぬ展開だし、カワイコちゃんも出てくるし。アクション好き、モンスターホラー好きのヒトには絶対のオススメです!
- 出版社/メーカー: ARC
- 発売日: 2010/03/23
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