ザ・アイス THE ICE
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原題は'Ice Road Terror'。アラスカの凍土に眠っていた伝説の怪物が大暴れするモンスターパニックアクションです。主演は「エアポート ユナイテッド93」のタイ・オルソン、「エネミー」のディラン・ニール、そして「ハロウィンII」に出ていた(らしい)ブレア・グラント。更に「ギャラクティカ」のマイケル・ホーガンも登場します。監督のテリー・イングラムと脚本のキース・ショウは「デス・スピード」のコンビ。
アラスカのダイヤモンド鉱山。発破を掛けて開けた大穴から謎の巨大生物が出現! 作業員たちを次々に食い殺していく!! そうとは知らぬトラック運転手のニールとジャックは、鉱山へ20トンもの爆薬と環境保護局の女性調査員レイチェルを運ぶように頼まれていて…。
“主役”であるモンスターは、劇中ではやれイヌイットの伝説にあるウェンチュクミシュトゥだ(そんなのいるの?)、やれプレデターXこと海棲恐竜プリオザウルスだとのたまってましたが、見た目はコモドドラゴンをゴツくしたような大トカゲ。四足歩行の割りに、妙に前足が器用なのが特徴かな(w。CGの出来もイマイチで、正直余りカッコ良くも怖くもない微妙な出来。
で、ストーリーの方はと言うと、モンスターパニックに加えて、序盤は大量の爆薬を積んだトラックが氷の解け始めた道を進むという“氷上の「恐怖の報酬」”的なスリリングな展開。更に主人公たちがモンスターの標的になる終盤は何故か立て籠もりアクションに!
と書くと、結構面白そうですが、撮ってるのが余り才能の無い方なので…。ラストも何故アレを使わない!? みたいな展開だし…。
そんな感じで、ロケ地カナダのどんよりした曇り空同様にパッとしない凡作でした。
※プリオザウルスとは全く関係の無い「プレデターX」の感想はこちら。
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
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