クラッシュ・ブレイク
10/3レンタルリリース インターフィルム
Gomez contre Tavarès (2006) Film HD French
原題は'Gomez Vs Tavarès'。監督がジル・パケ=ブランネールってヒトで、主演がストーミー・バグジーとティトフのコンビ…って、この並びでお判りの方もいらっしゃるでしょうが、フランス製の刑事アクション「マルセイユ・ヴァイス」の続編でした。
宝石泥棒・通称“女郎蜘蛛”を追う、マルセイユ警察のはみだし刑事コンビ、タヴァレスとゴメス。だがゴメスは金欠で街道レースで小銭を稼ぐ有様で、一方のタヴァレスもゴメスの妹ジーナとつきあっているのを相棒に言えないでいた。そんな時、タヴァレス最愛の叔父が急死したとの報が! そして叔父の遺書によれば、死んだと思っていたタヴァレスの父親がまだ生きているという。それも獄中に! 更に叔父の莫大な遺産を受け継ぐ為に必要な“マナウスのブルー”という世界一のサファイアの在り処もその父親だけが知っていると判ったタヴァレスは、自ら刑務所に潜入する。一方のゴメスも妙案を思いついて…。
うーむ。冒頭の街道レースのシーンもパターンですが雰囲気が良いし、何より男女共に役者のルックスがイイので一つ一つのシーンの見栄えはかなり良い。でもそれらを繋ぐ演出や脚本が、ぶっちゃけかなり酷かった。
映像は今風なのに、何故かテンポは最悪。しかも話の運びも下手過ぎて、一体コイツらは何の目的で何をやってるのか、さっぱり判らない。おかげでアクションコメディ映画のはずなのに、途中で眠くなってしまいました。
よく考えたら、前作の「マルセイユ・ヴァイス」もこんな感じの凡作でした。よく続編が作れたモンだとある意味感心。これなら頭はカラッポでも勢いだけは折り紙付きのヨーロッパ・コープ作品の方がナンボかマシだなぁ。
唯一の救いは、こちらも前作から連投のノエミ・ルノワール嬢と新顔のフェルナンド・タヴァレス嬢が、ルックス、スタイル共にサイコーな事くらい。
で、この監督・主演トリオにマリオン・コティヤールを加えた「美しい妹」という2001年製作の作品も同日にリリース(セル版は11/5発売)されます。一応見てみた*1んですが、こっちも微妙な出来でした。まぁ彼女のファンならって感じでしょうか。
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※同じく「バトル・ブレイク」の感想はこちら
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*1:最近、ドラマ系未公開映画を紹介しても余りに反応が薄いので感想はスルーしてます。