ハッピーウェディング私が彼に決めた理由(ワケ)

出版社/メーカー: タキ・コーポレーション
発売日: 2007/11/02
メディア: DVD
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原題は'My First Wedding'。レイチェル・リー・クック主演で贈る、加英合作のラブコメディです。監督は「月夜の恋占い」のロラン・フィロード。

結婚式を三日後に控えているというのに、男を見るとムラムラっと来てしまう美女バネッサ。悩んだ挙句、飛び込んだ教会で懺悔を始めたのだが、何とそこにいたのは教会の修理に来ていた大工のリックだった。リックを牧師だと勘違いし、あれこれとアドバイスを求めるバネッサ。ナンパ男のリックはこんな美女がエロエロ妄想狂!? とH目的で付き合っていたのだが、次第に本気になってしまい、結婚の妨害工作を始めて…。

レイチェル・リー・クックは相変わらずのカワイコちゃんぶり。設定が設定だけに(ちょっとだけ)セクシーな魅力も振りまいてくれて中々。

ところがそれに対する相手役の男どもがイマイチ垢抜けてないんだよなぁ。特にリック役のケニー・ドーティ(凄い名前…)は、役柄的に軽さが必要な筈なのに、どうにもモッサリしていて弾け切ってない。この辺は英国人の悪い面が出た感じです。

物語の方もレイチェルのエロ妄想の設定が途中から消えちゃって、中盤以降はただのラブコメ映画の展開に。しかも面白くなりそうなネタを前半戦であらかた消化してしまうので、肝心の終盤が微妙な雰囲気になってしまうんですよねぇ。この辺は脚本の練り込みが足りてないのがアリアリ。

と言う訳で、余りオススメ出来ない凡作でした。