薔薇の標的@チャンネルNECO
監督/西村潔、主演/加山雄三によるハードボイルドロマン。
射撃の元オリンピック選手が謎の武装組織に殺し屋としてスカウトされる。香港で組織の事を知った男を狙撃するが、彼に付き添っていた香港美女を助けた事から組織を裏切って…。
尾崎紀世彦か、はたまたシピンかと思わせる豪快なモミアゲの若大将はともかく(w、ヒロインのチェン・チェンは綺麗だったなぁ。組織のボスは岡田英次、その片腕にトビー門口。
アクション部分はかなりのモンだったけど、ドラマ部分の甘々さ加減はどうなのよ。消え行く蒸気機関車に、同じ時代に取り残された者として感情移入する主人公というだけでもアチャーなのに、そのシーンが長い長い。組織の正体がナチズムを信奉し、世界中の国を乗っ取ろうと計画する第四帝国の極東支部ってオチにも頭を抱えてしまいました。
※過去に書いた西村潔作品の感想はこちら
mash1966.hatenadiary.com
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