ボルケーノ in N.Y.
原題は'Disaster Zone Volcano in New York'。大都会ニューヨークのど真ん中で火山が噴火してしまう、驚愕のディザスターパニックです。主演は「Dr.チョッパー」のコスタス・マンディロアと「ショック・ウェーブ」のアレクサンドラ・ポール。マイケル・アイアンサイドおじさんも出演! 監督は「サイレント・ワールド セカンド・アイスエイジ」のロバート・リー。
送水トンネルが老朽化し、新たなトンネルの工事が始まったニューヨーク。現場責任者のマットは、ある日坑道内で信じられない光景を目撃する。トンネルの壁から酸が噴出し、更に割れ目から溶岩が流出! 結果、作業員数名が死亡。溶岩の話も誰にも信じて貰えず、マットは責任を取ってクビにされてしまう。だが、その事故を機にニューヨークでは異常な事件が頻発する。公園では妙に暖かい地下への通気口で暖を取ってたホームレスたちがガス中毒で死亡! 河で釣った魚は干物に(w。水蒸気でマンホールの蓋が次々と空へ! 事故の調査に当たっていたマットの元妻スーザンだけは、マットの証言に注目して…。
何でニューヨークの地下で火山活動が? と思ったら、地熱エネルギー開発の為に、利権を狙う議員と基地外科学者(もちろんアイアンサイド)が街のど真ん中で掘削工事をしていた! 何でそんな所を掘ってんだよ!! それに、これは流石に字幕のミスだと思うんですが、2600m掘っただけで地球のコアに到達! 地球ってちっちゃかったんですねぇ(w。そんなこんなで人口の火山が出来たという訳。
この危機から逃れる方法は、予想通り「アルマゲドン」パターン。レッドネックな土方たちがニューヨーク市民を救う為に人肌脱ぐ! ってヤツです。
パッケージではマンハッタン島が溶岩で壊滅!? みたいになってますが、当然そんな派手な場面は無し。でも科学的な部分に目をつぶれば、そこそこは見られる作品でした。
- 出版社/メーカー: アルバトロス
- 発売日: 2007/05/03
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