闇の交渉術 歌舞伎町ネゴシエーター

かつて“ぼったくりの帝王”と呼ばれた男、影野臣直氏が自ら主演して描く歌舞伎町ネゴシエーターの交渉術!

まぁネゴシエーターと言いながら、扱うのはキャッチと客との仲裁とかいった類い。明確なストーリーも無くて、そんな影野氏の“活躍”を江原シュウ演じる実話系雑誌のライターが追いかけるといった構成です。

一応、弱気を助け強きを挫く風な影野氏ですが、元は梅酒一杯で15万円取って逮捕された人ですからねぇ。しかもそれを反省してる感じは全く無いし。

と言うか、初登場のシーンでこそコワモテで中々カッコイイ影野氏ですが、よくよく見ると…。演技が出来ないのはしょうがないけど…。

そんな感じで、余程歌舞伎町の裏話に興味がある人じゃないとツラいんじゃないでしょうか。唯一ホッと出来るのが、影野氏とイイ感じな小料理屋の女将役の時任歩くらいなんだもん。こんなの作るくらいなら、影野氏がまだイケイケの頃をドラマ化した方が面白かったと思うんですが。

歌舞伎町ネゴシエーター

歌舞伎町ネゴシエーター

※一応、原作本