アイアン・ソルジャー 人類滅亡計画と救世主
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- 出版社/メーカー: トランスフォーマー
- 発売日: 2017/10/06
- メディア: DVD
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Armstrong First Look Teaser from Dos Goats on Vimeo.
原題は'Armstrong'。「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のヴィッキー・ジュディが主演したSFアクションです。監督・脚本はケリー・カーロックとニコラス・ランド=ユーリッチという人たちの連名ですが、ランド=ユーリッチさんはハリウッドメジャー作品のVFXに関わっていた人のよう。
深夜、勤務中に工場地区からの爆発音を聞き、本部指令で現場に向かっていた救命士のエディと新人のローレン。だが、途中の路地である男とぶつかってしまう。慌てて彼を救急車に担ぎ込む二人。奇妙な戯言をつぶやき続ける男を治療しようとすると、何と彼の右腕は謎のメカに覆われた義手だった! そして、彼の追っ手らしき武装集団に囲まれてしまったのだが、救急車を降りた男の腕から炎が吹き出し、敵を焼き尽くしてしまった!! 果たして男、そして追っ手の正体は?!
敵は人類滅亡を信じるカルト集団! 彼らに“戦士”として改造手術を受けたものの、その思想に疑問を持って脱走した男が、今度はその計画を阻止するべく立ち上がっていたのだ!という、何処の石ノ森ヒーローだよ!というストーリー。
機械の腕といっても、アメフトのプロテクターか何かを改造しただけという安っぽい代物なのも含めて、ほとんど日本の自主映画でも出来そう、というか、似たのを見た気がする作品でした。
だからなのか、良くも悪くも“ちょっとどうなの?”というお話なのに、見ていて悪い気にはなりませんでした。コレは、機械の腕のギミック関係や爆発、救急車の疾走シーン等々が、大してお金が掛けてるワケでもないのにちゃんと撮れてるというのもあります。
この辺はセンスだろうなあ…と思いつつ、日本の特撮で何故こういうのが出来ないんだ?という気にも。
こんな感じの拾い物レベルには達してる作品でした。ラストも笑っちゃうけど悪くないです。
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