アイスフォール

11/2リリース ニューセレクト

原題は'Deadly Descent'。UFO製作の雪山アドベンチャー、風のジャケ写なんですがジャンルの詳細は本文で。主演は「ジェイソンX」のチャック・キャンベル、「アーン 鋼の騎士団」のニコラス・ボルトンに、「Ａ．Ｅ． アポカリプス・アース」のエイドリアン・ポール。監督は2011年版「ウォー・オブ・ザ・デッド」のマルコ・マーキラークソです。

二十五年前、父親が行方不明になった雪山グレイシャー・ピークで大きな獣の足跡を発見した山岳救助隊のブライアン。しかしその後、彼もまた消息を断ってしまう。更に捜索隊も消え、心配した彼の妹ニーナと、ブライアンのアフガンでの戦友だったリックたちは急遽山へ捜索に向かう。だが、彼らがそこで見たものは巨大な謎のモンスターだった！

そう、雪山アドベンチャーにスキー&スノボアクション、更にモンスターホラーの要素を加え、ついでに特殊部隊モノまでぶち込んだ、いかにもUFOらしい一粒で三度美味しい、というか何の映画かわからなくなっちゃった作品でした(w。

モンスターは、雪男というより、ゴリラとヒグマを掛け合わせたような恐ろしげなルックス。しかも一匹じゃなく群れで人間を襲って来る！

そんなモンスター群の襲撃を受け、何とか山小屋に逃げ込んだものの…という展開です。

でまぁ、これもUFOらしいというか、とにかく頭の悪い行き当たりばったりなストーリー。一番ヒドいのは、モンスター退治に向かったはずの主人公ブライアンがほとんど何の装備も作戦も準備してないって事。おかげで立て籠るしかなく、仲間は次々に死んでくだけ、みたいな。

おかげで先に書いた特殊部隊モノっぽい楽しみはほとんど無し。ま、それは演じてる俳優のルックスが全く兵隊上がりには見えず、単に雪山に遊びに来たチャラいアンちゃん&おネエちゃんたちにしか見えないせいもありますが。

あと、モンスターや雪山を背景にしたヘリのCGが相当にショボかったです。ダラ〜っと見る程度なら、といった凡作でした。

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