ヴァナルガンド 解かれた封印

原題は'Monsterwolf'。伝説の巨大狼が大暴れするモンスターホラーアクションです。主演はレオノア・ヴァレラ。共演はロバート・ピカード、ジェイソン・ロンドン。監督は「ゴーストライダーズ」のトドール・チャプカノフです。

ルイジアナの油田採掘現場で先住民の物らしき遺跡が発掘される。だが開発の遅れを恐れる業者は爆破を指示。だが遺跡は壊れず、中から巨大な狼の姿をした怪物が現れて…。

主人公は、開発業者が土地取得の為にニューヨークから呼び寄せた女弁護士。実は彼女、地元出身で、故郷に残していた父親(保安官)や元恋人と協力してモンスターと戦うハメに…というありがちな展開です。

で、問題のモンスター。巨大といっても子牛程度の大きさで迫力無し。しかも出番が少なッ! どちらかと言えばヒロインの失われた記憶が…みたいなドラマの方がメインの構成の為に、その活躍は途切れ途切れ。おかげで緊迫感ゼロ、ホラーとしては全く盛り上がらない。

見どころといえるのは、女弁護士という設定なのに、やたら薄着、後半戦はタンクトップ姿(乳首ポチも)になるレオノア・ヴァレラのお色気くらいかな。まぁ、いかにもTVムービーらしい退屈な作品でした。

※レオノア・ヴァレラといったら、やっぱりコレ!