クライヴ・バーカー ドレッド［恐怖］

2/2リリース プライムウェーブ・ネクシード

Clive Barker's "Dread" (2010) - Official Trailer

原題も'Dread'。「クライヴ・バーカー 血の本」に続き、“血の本”シリーズの中から今度は『腐肉の晩餐』を映画化したホラー映画です。主演は「トワイライト」シリーズのジャクソン・ラスボーンと「フローズン・タイム」のショーン・エヴァンス。監督・脚本は「血の本」や「ヘルゾンビ」のプロデューサー、アンソニー・ディブラシです。

大学の課題として、人々が抱えるおぞましい恐怖体験をインタビューし始めたスティーヴンとクエイド、そしてシェリル。だがシェリルが自らの父親に関する記憶を語った日を境に、クエイドは悪夢を見始め、恐怖に取り憑かれていく。一方のスティーヴンは…。

「血の本」同様、かなりのショックシーンが! 体が切り刻まれたり、腐肉を貪り食ったり。その一方で、登場するおネエちゃんたちが美人揃い、かつ、エロい体を披露してくれる!

しかしながら、実は全体のテイストは、病んだ若者たちを描いた鬱々とした青春映画的なそれ。短編を一本の長編映画に引き伸ばす為の脚色だとは思うのですが、そのせいか、主人公たちが狂っていく過程の描写がヌルく感じられるというか。ホラー映画として期待すると、ちょっと拍子抜けに感じられる嫌いも。

まぁ映像的には中々のモンではあるので、それなりの出来には達してるとは思うんですけどね。

ジャクリーン・エス with 腐肉の晩餐 血の本(2) (血の本) (集英社文庫)

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