殺しの挽歌 完結編


5/25レンタルリリース GPミュージアムソフト

小沢仁志主演の“柳川組”ストーリー完結編。キャストは前作の通り。その前作の感想はこちら

全国制覇へ突き進む両角組と、その尖兵として戦い続ける稲原組。だがそれと裏腹に警察からの監視は強化され、遂に稲原が逮捕されてしまう。自分の不在が組に及ぼす影響を案じた稲原は跡目を誰にするか思い悩み…。

今回は第一次頂上作戦と、それによる組の解散、そして親組織からの破門が描かれていきます。正直その辺は、前作同様知った話ばかりでイマイチ盛り上がらない。それよりは、これも前作同様ですが、主人公の旧友として登場する基地外の中野英雄とその連れ・本宮泰風のデコボココンビの大暴れの方が見ていて楽しかった。

ところが。実はこの作品、破門以降のその後の“柳川次郎”の姿も描いてるんですね。そして最後は映画的なイイ場面が! このシーンがあった事でタイトルの“挽歌”にも意味が出て来たりして、ちょっとだけ感動してしまったり。でもホントにこんな事あったのかなぁ? もし勝手に作った話なら結構ヤバいんじゃないの?!

まぁ、そんな感じで前作を見終わった時点で予想していたより、随分とマシな出来でした。

殺しの挽歌 完結編 [DVD]

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