フェイクシティ ある男のルール


※予告編

 能面みたいなルックスで非人間の役の方がハマるキアヌにどぐされ刑事が出来んの? と思ってたけど、意外に健闘してました。特にあの手錠の使い方! あんなの見た事無いよ!!

でもそれ以上に、彼を囲む男どものイイ顔がサイコー!! 黒鶴瓶を筆頭に、Dr.HOUSE、ヒューマントーチ、ジェイ・モー、スクレ、カマーチョ大統領、オマケのコモンにザ・ゲーム! まるで往年の東映映画の脇役陣みたいな濃い面子! 紅二点のナオミ・ハリスとマルタ・イガレータ(「7DAYS U2を呼べ!」)のぞんざいな扱い方も東映っぽくて良かったです。

でも、同じLAPDモノで現在AXNで最終シーズン絶賛放送中の「ザ・シールド」と比較すると、刑事もギャングも“やっぱハリウッド製だなぁ”と感じさせる上品さ。真っ昼間、場末の風俗街に迷い込んだ様な危険な匂い感が全然足りてないと思いました。先週放送分に登場したシャブ中娼婦なんか、まるで「REC レック」のアレみたいだったもんなぁ。

という訳で、「フェイクシティ」にハマったヒトは「ザ・シールド」もオススメ! ギャングもアフリカ系、メキシコ系、アルメニア系とよりどりみどりですから!

と思ったけど、日本じゃシーズン2までしかDVD化されてないんだよなぁ。全くもうソニー・ピクチャーズのバカたれが! id:FUKAMACHI先生*1に推薦文を一筆書いて貰えれば千セットくらいハケるんじゃないのか。ダメかなぁ。

*1:関係無いけど、今月の業界誌に山形の八文字屋の紹介載ってました。山形って良いトコみたいですね。