アーネスト式プロポーズ
原題は'The Importance of Being Earnest'。海外での人気を考えれば、日本ではかなり冷遇されてるリース・ウィザースプーンが2002年に出演したイギリス映画です。主演は、何と「アナザー・カントリー」以来の共演となるルパート・エヴェレットとコリン・ファース。更にジュディ・デンチに、「タイムライン」のフランシス・オコナーまで出演! それもその筈、オリヴァー・パーカーが「理想の結婚」に続いてオスカー・ワイルドの戯曲(『真面目が肝心』)を映画化した作品なのです。
ストーリーは原作通りなので割愛。簡単に書くと、十九世紀末、独身生活を謳歌する為に二人の青年貴族が良い様に使っていたアーネストという架空の名前が、それぞれの恋人にプロポーズしようとした時にトラブルの種になって…という感じ。要するにラブコメディです。
ルパート・エヴェレットとコリン・ファースの掛け合いが案の定楽しい。これは年季の入った腐なお姉様方には堪らないでしょうなぁ。ちょいヘタなデュエットまで披露してくれるし。
一方のリースは…。正直、恋に恋する夢見る乙女的なキャラが余りハマってない気がしました。と言うか、この英国風味満点な世界観ではかなり浮いちゃってる。見た目的にも、彼女のルックスのウィークポイントがそのまま出ちゃってるし。
そんな感じなので全体の出来の方も可もなく不可もなく、と言った程度でしょうか。まぁ「理想の結婚」も今考えると凡庸な出来だったから当然なのかな。主演二人のファンなら、という所でしょう。
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