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アリスvsモンスター・スクワッド

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9/2リリース ニューセレクト

原題は'Sinister Squad'。アサイラム社が「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」と「スーサイド・スクワッド」にダブルで便乗しようと作ったファンタジーアクションです。キャストは、敵役を演じてる「アメリカン・マッスル」のニック・プリンシピが一番マシという、無名の役者揃い。監督・脚本は、本作と似た構造だった「グリム・アベンジャーズ」のジェレミー・M・インマンです。

“不思議の国”から現実世界へ次々に流れ込んで来た童話のキャラクターやモンスターたち。同じ頃に襲来してきた死神に対抗する為に、アリスはモンスターたちを招集し、チームを結成しようとするが…。

もうね。アサイラム作品にこんな事を言っても仕方がない気はしますが、各キャラがどうやって“不思議の国”からやって来たのか?や、死神の恐ろしさをちゃんと見せないまま、アリスがキャラクターやモンスター集めを始めるから何がナンやら…な気になってしまうグダグダ過ぎるオープニング。

しかも、予告編を見て、てっきりハーレイ・クイン風の金髪ネエちゃんが“アリス”だと思ってたら、コレがもう、魔女役の方がお似合いなんじゃあ…という地味なルックスのオバサンがアリスで…。更に、彼女と共に冒頭から出てくるパイドパイパー(“笛吹き男”にメンバー集めをさせるというアイディアは良いんだけどなあ)もただのアンちゃんにしか見えない格好なモンだから、肝心の掴みが弱い弱い。

また、「スーサイド・スクワッド」(の予告編)を反映したのか、いつものアサイラム作品と比べてポップなテイストにしてあるんですが、センスの無いヤツらが作ってるから当然のようにダダ滑り…。

キャラクターの方も、前述の金髪のコが『3びきのくま』のゴルディロックスだったり、ルンペルシュティルツヒェンがジョーカーみたいだったりと、無理矢理「スーサイド・スクワッド」風に仕上げたのが、逆に元々のキャラを弱めてしまう結果に。カラボス(マレフィセント)なんか、エンチャントレスをベースにしてるんだろうけど、ただのトカゲ女にしか見えないという悲惨さ…。

こんな感じで、「グリム・アベンジャーズ」同様に、最初のアイディアは良かったんだけど…な駄作でした。ニンジャ風の死神軍団とか、マッドハッターがDJやってたりとか、パッと見はイイ絵もあるんですけどねえ。本家の「スーサイド・スクワッド」も、予告編を見た時が一番良かった…な事にならないのを期待します。


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