ベルセルクル オーディンの狂戦士
- 出版社/メーカー: アメイジングD.C.
- 発売日: 2015/04/03
- メディア: DVD
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原題は'Viking: The Berserkers'。日本でも「ヴァイキング:海の覇者たち」の放映が始まりましたが、コレはソレに便乗したのか、英国製のバイキングアクションです。スタッフ、キャストはよく知らない人たち。
西暦835年、ブリテン。父や幼い弟と共に、森で原始的な暮らしを送る青年ウェイドは、母を殺したバイキングの集団への復讐心に燃えていた。そんな時、仇のバイキングが現れ、父を惨殺。ウェイドと弟は捕虜となって…。
バイキングは海は渡ってどうこうみたいなカッコイイ感じじゃなく、キリスト教徒から見た邪教集団、完全な蛮族として描写。しかも、魔女みたいな女呪術師に率いられていて、彼女に与えられた変な薬で完全にキメちゃって、顔を白塗りにして暴れ回る、正に狂戦士という感じ。
で、主人公兄弟を含む捕虜たちはバイキングの村に連れ帰って奴隷にするのかと思いきや、突然荒野に解き放って狩りの獲物に!
こんな感じで、意外にも途中からは人間狩りスリラーの様相に。
とここまでは、暗〜いムードでも割りと見られる感じだったんですが、ここからが単に追っかけっこをするだけで急にトーンダウン。幼い弟を助ける為に知恵を絞ったりみたいな、話の膨らみがゼロだから、心臓をエグッて咆哮!みたいなシーンもあるのに退屈に感じてしまう。
あと、史実に沿ってるのかも知れませんが、見た目がどちらも泥だらけの野蛮人みたいな格好で区別がつかないのもダメな点かな。凡作。
あと、バイキングと言えばこのニュースはショックだったなあ(嘘)。
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