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ザ・ヘル ネクストステージ


8/5レンタルリリース シネマファスト


※予告編

原題は'No morire sola'(英題'I'll Never Die Alone')。アルゼンチン製のスリラー映画です。どうしても気になったので見てみました。

帰郷の為、舗装もされていない田舎道で車を飛ばす四人の若い女たち。するとその中の一人が道端に倒れている女を見つける。女性は暴行されたうえに瀕死の状態。しかも周囲にはライフルを構えたむくつけき男たちが! 慌てて女性を車に担ぎ入れ、地元の派出所に駆け込む女たちだったが、悪漢どもは彼女たちのあとをつけていたのだった。派出所から出た途端に襲われた女たちは森に連れ込まれて…。

予告編を見る限り今時のバイオレンススリラーなのかなと思いきや、むしろ単館系ドラマと言ってもいいくらい淡々と進む冒頭部分。機材が古いのか、画質もちょっと擦れ気味。でもそのおかげか、2008年製作の映画なのに、「ヒッチハイク」や「悪魔のえじき」(「発情アニマル」)、「ウィークエンド」、そして「リップスティック」といった1970年代に作られたレイプリベンジスリラー*1と地続きな感じを受けて悪くなかったです。ひょっとしたら監督は狙ってやったのかも知れません。

ヒロインたちのレイプシーンになってもこの淡々とした撮り方は変わらず。しかしこれも、目に見えるエロさ、激しさよりも精神的にクる痛々しさ、生々しさといった印象を与えている。

女の子たちのレベルはまぁまぁ*2。特に前半メインポジションになる四人のうちで唯一十代のミソッカス&デブスの女の子は…。でも彼女の明らかにまだ男たちに見せる為に努力してないボディまで無残に晒される事で、更にリアルさが加速してるんだよなぁ。

そんな感じなのでバイオレンス映画の迫力を求めて見ると肩透かしを食うだろうし、映画全体としても結局何を見せたかったのか判んない終り方だったりもするんですが、見どころはある作品だと思いました。男性よりもむしろ女性向けかも知れませんね。

それから商品として考えると、こういう内容ならエロ系のジャケやタイトルにした方が売れたと思います。でも「ザ・トーチャー 拷問人」や「ザ・レイプ」がタイトルや上辺のあらすじだけでAmazonから削除されちゃうご時世ですからねぇ。メーカーのヒトも大変だろうなぁ。

*1:この辺全部DVD化or再発しないかなぁ。

*2:一人すごく好みのコがいましたがイマイチ目立たず。