デス・レーサーズ
原題も'Death Racers'。The Asylumによる「デス・レース」便乗バイオレンスアクションが早くも登場!! 監督は「CE4 エイリアン・アブダクション」「クローンフィールド HAKAISHI」のロイ・クニリム。主演はラッパーのインセイン・クラウン・ポッシーの二人。本人名義、そしていつものピエロの格好のまんまで登場します。更に元ECW、WWE所属のプロレスラー、レイヴェン(スコット・レヴィ)も出演。
治安が悪化し、内戦状態にまで発展した近未来のアメリカ。大統領はカリフォルニアの砂漠に“レッド・ゾーン”と呼ばれる隔離地域を作り、そこに百万人以上の凶悪犯を押し込める事で事態を鎮圧した。それから数十年後。レッド・ゾーンを牛耳る極悪人リーパーが、一般家庭へ通じる上水道にサリンを混入するという人類抹殺計画を実行に移そうとしているのを知ったカリフォルニア知事レーガン・ブラックは、レッド・ゾーンを会場に四組の凶悪犯たちによるデス・レースを開催した!!
標的のリーパーを生け捕りにすれば400ポイント、殺したら200ポイント。雑魚を殺しても数ポイントをゲット出来て、通算1000ポイントを超えれば自由の身になるというルール。一方のリーパーもレッド・ゾーンの連中にレーサーたちの抹殺を指示。人を人とも思わない悪人同士による血みどろの戦いが展開する! というお話です。
主役がラッパーという事で、The Asylum作品にしては珍しいヒップホップ感覚で作られた作品。更に映像もマイケル・ベイ風のガチャガチャ系。でも予算も才能も無い連中が作ってるから、単に見づらいだけの内容に。
一応、血はビュンビュン飛び散るし、頭部爆発、首チョンパも頻発するんですが、ほとんどが激安CGによるモノなので全く迫力無し。まぁこの辺はいつものThe Asylumテイストではありますが。
ストーリー的にも、最初に提示された設定以上の事がほとんど起きないという志の低さで、見た目は派手な展開なのに途中で眠くなっちゃいました。
元ネタである「デス・レース2000年」だって同じ低予算のB級映画のはずなんですがね。才能と情熱の違いでここまで面白さに差がつくものなんですね。
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